全く存じ上げない方のエントリがRTでまわってきたのですが、非常に感化されたので自分もやってみることにしました。勝手にアイデアをお借りして、すみません。この場を借りてお詫び致します。
それでは拙いですが、どうぞ!
01.ミッドナイト清純異性交友 / 大森靖子
度々わたしがTwitterなどで「オタクのアンセム」として挙げている本曲を堂々と1番めにしたいと思います。
はじめて大森靖子さんに出会ったのはYouTubeで「君と映画」のMVを見た時なんですが、こんなにイカれたMV(ヒモらしき人*1が全力でベランダに押し出されている)のに、曲はめっちゃいい……!と震え上がり、「絶対少女」と「魔法が使えないなら死にたい」を買いました。何度も何度も繰り返して聞き、その中で「ミッドナイト」は現在の推しである横浜くんのためにはじめて遠征をしたとき、行きの夜行バスの中で眠れなくてずっと聴いていた曲でした。
アンダーグラウンドから君の指まで
遠くはないのさ iPhoneのあかりをのこして
何を食べたとか街の匂いとか 全部教えて
今夜しかみれない流星群
キャラじゃないなんて甘えてたら逃してばっか
春を殺して夢はひかっている
嘘でもいい 嫌いでもいい 私をみつけて
歌詞に流星って入ってるので大好きです。一度本人への手紙に「最近流星って歌詞に入ってる曲ばっかり聞いてしまいます」って書いたことあったっけな。意外と世の中にいっぱいありますよね。素敵な名前だ。お父さんとお母さんにありがとうと伝えたい。
このエピソードは以前にも書いたかもしれないんですが、ヒカリってとても無難にまとまっているキャラだ、って序盤は評されていたらしく。第14駅でけん玉探偵回をやるときに、「このままだとヒカリは無難に終わっちゃうよ?」って言われてヒカリについて改めて流星くんが方向性を考えた、って話はきっと有名ですね。でも流星くんがヒカリという無難なクールキャラの殻をある種破ろうとして立ち向かっていったことで、いまの流星くんがあるのかなと思います。
流星くんに限らず、思春期の男の子にとって17歳から18歳の1年間って人生でベスト3に入るくらい楽しい期間だと思うんですけど、流星くんはそんな時間を厭わずトッキュウジャーに捧げてくれた。でもその犠牲になった春はただ犠牲になったわけじゃなくてわたしたちの中でキラキラ光り続けてるんだよってことを伝えたいです。夢は光ってるよ。
あと流星くんは別にファンのこと嫌いでも全然いいって思ってます。俳優さんがファンに媚びる必要とか全然ないし気の赴くままにきらめいていてくれればわたしはどんな流星くんだって大好きです。
いつまでも大きい瞳で大丈夫な日の私だけを見つめてよ
派手なグッバイ 蹴散らしたいストーリー
不評なエンディングでも好きだから守ってあげるよ
トッキュウジャーが解散した時もずっとこの曲聞いてたんですけど、やっぱりトッキュウジャー本編ってすべての人達に受け入れられたわけじゃなくて、敵幹部の内輪揉めが面白くなかったとか、ライトの自己犠牲だけで終わってるとかいろいろ批判はあったんですよねインターネット見てる限り。でもそんなエンディングでも、好きだからわたしは全力で守ってあげたい。そう思ってます。
わたしはトッキュウジャーのストーリーとかそういうものを超越してヒカリくんという個人が好きだったので、千秋楽というきらめきに溢れた派手な終わりも蹴散らしてどこまでもヒカリくんと駆けていけたらなって思ってました。普通に無理だったんですけどね。はじめてのヒカリくんのための遠征の行きで聴いて、最後のヒカリくんのための遠征の帰りでも聴いた曲です。いまでもちょっと、聴くたびにどこかふわふわした気持ちになります。
02.ただ泣いて / BiS
どうやらMVがないみたいなので。こちらで聴けます。
ベストアルバム「うりゃおい!!」にボーナストラックとして収録されているのみで、「初期に作ったものの使わず残っていた」という曲なのですがどう考えてもBiS史上一番の大名曲です。個人的には「スプリットブレインシンドローム(後述)」と1、2を争います。
解散より次のこと考えてる 独り言
曖昧には滅びない I can rend you for 未来
会いたいから君のこと
伝えたいから夢の中でも
ヒビから日々揺らすぞ未来
ただ泣いて笑った日々 溶けそうなほどに
ほうばらない あまい蜜全部
輝いて笑ってなきゃ消えそうなほど無理だ
はがれそうもない 壊れた時計さえない
トッキュウジャーを追っていた末期に、よく「千秋楽よりもその先のこと考えてるから」ってわたしはよく口走っていました。まあ無理してたんですけどね。
ダンガンロンパ主演が発表されたのが大阪1日目の朝、武士白虎はゴールデンウィークの頭くらいだったので仙台あたりが不安のピークだったのかな。1回目公演の開演前に会場前で号泣したりしていました。終わりは見えているけど、その先が見えない。ぼんやりした薄暗い不安の中にいました。そんな時期によく聴いてた。
03.スプリットブレインシンドローム / BiS
ナカヤマユキコ嬢作詞。これも初期カップリングに埋もれているものの半端ない大名曲です。ライブ映像しかないみたいなのでこちらですみません。原曲も最強なので是非CDかダウンロードで買って下さい……。
黒い髪も大きな手ももう触れないどうしよう
畳み掛けてくる序盤、中盤ときて、終盤のこの歌詞で胸が痛くなります。よく水道橋から帰る電車の中で聴いてました。
04.最終電車 / パスピエ
烈車戦隊だからねとしか言いようがない選曲ですみません!でもよく聴いてました!
最終電車に飛び乗る君の背中が嫌いよ
1日6回公演なり3回公演の中で一番嫌いなのが最終公演でした。頭の1公演を飛ばしたり真ん中の1公演が抜けたりはあったんですが、ほとんど最後の公演って見てるんです、わたし(本人たちのテンションが一番安定しているっていうのもあるけど)。もう明日 / 来週まで会えないんだって思うとたまらなく悲しくなるから。手を振ってはけていく姿が一番嫌いでした。それと同時に大好きすぎて辛いなーってずっと思ってたんですけどね。
05.少年よ我に帰れ / やくしまるえつこメトロオーケストラ
特急列車乗っちゃって ネバーランドに連れてって
一切合切奪ってよ
もともと相対性理論大好きで、輪るピングドラムも全話見て小説も買って、なんなら少女革命ウテナも全話+劇場版見てるくらいの信者なのでこの曲ももともと好きだったんですが、特急列車っていうワードが登場しているので沸き上がりました。けっこう現場に向かう電車の中で聴いてることが多かった。
大きなお友達としてイベントに行っていても童心に返らせてくれて楽しませてくれるのって一種のネバーランドだと思うんですよね。すべてが終わってみると大切なものをわたしはいろいろと昴が浜に置き忘れてきたと思うんですけど、でも全然後悔とかしてないので、良かったな、って。
「とにかく僕のこと覚えてて いつの日か巡りあう約束の場所で」
どうにもならないことがあっても幸福な君を守ってあげる
誰でもいいからわたしだけが唯一のナイトでありますように
06.AWAYOKUBA-斬る / UVERworld
本当に本当に本当にわたしのアンセムです。多分わたしが明日自殺したら出棺のBGMはこれにしてほしいってくらい大好き。TAKUYA∞に心読まれてるんじゃないかって思うレベルで感じてること考えてることが全部書かれてる。UVERはもともと自分の趣味じゃなかったんですけど「めりい絶対好きだから!」ってゴリ押しされて勧められ、案の定好きになりました。
愛って口先で簡単に言えるけど
究極の愛の姿ってどんなんだろう
過去の恋愛の答えは
「その全ては答えを出せずに消えていった」ってこと
今あるすべてをup to you
過去の担当って結局いま担当してないってことは、その担当さんって運命じゃなかったんだなって思って。降りたてのころは元担当に縛られて、後ろめたい気持ちがあったころもあったけど、結局答えを出すことなく先に進んだってことはいまに迷いを抱かなくても別にいいんだなって思いました。今がすべてだし、今以外なにもないから。
君の心を照らそうとして真夜中の太陽になろうとした
手をのばせば触れられるくらい近くに居るのに全ては知れない
愛育てるには時間をyou never say never
いつも長い時間を必要とし失う時は光速以上に up to you
君がこの世から去れば僕は君を追いかけこの世から経つ
ひとりきりの寂しさはもうない そんな恋をあげるよ
ピンチのときにはいつでも駆けつけるから、って凛と語るヒカリくんを下手最前で見たときに抱いた気持ちがぎゅっと詰まってる。強いヒカリくんの中にある心のほの暗い部分に触れてみたかったけど触れられなくて、届かないならせめてヒカリくんが覚悟を決めた場所までどこまでも追いかけて行こう、許されるならついていきたい、って思ってた。ヒカリくんはひとりきりのわたしに寂しくない時間を与えてくれた。それが恋かはわからないけどわたしにとっては確実に恋だった。
あと1時間だけは19歳で
次の年の広がる未来を楽しみにしてるように
10年後もそうやって同じように
来年の楽しい予定を立てていよう
ちょっとこわい話をすると、流星くんって今年19歳になるんです…!トッキュウジャー開始当初は17歳だったのに、もう19歳…。そしてぼーっとしていたらきっとまた来年秋がきて彼は20歳になってしまいます(!!)。成人です…!
千秋楽で大口兼悟さんが読んでいた手紙の中で、流星、はやく20歳になって一緒に酒が飲めるのを楽しみにしています、っていうフレーズがあって、ふとこの一節を思い出した。10年後もずっとなんらかの形で流星くんのこと見守れていたらいいなって思ってるし、10years afterがあったらいいなと切実に思っているのでこの歌詞を聴くたびに苦しくなります。
もうダメかもとか言っておいて今年も一緒にいれたね
傷つけあったりすれ違いを何度したって
どうしたって嫌いにはなれないから my lifeもup to you
誰もが送る日常を犠牲にして咲かす花は美しい
ただそれを見せたくてまた僕は太陽に手を伸ばす
何度も何度もいろいろな私生活的要因で俳優さんの追っかけなんて辞めてしまおうかなと思ったけど、傷ついても流星くんを好きでいるということはどうしても辞められなかったし、なにより流星くんのことが好きなのに作為的に嫌いになることは絶対に不可能だった。流星くんが日常を犠牲にしてわたしたちに夢を見せてくれているから、その美しい結晶の、はらはら落ちてくる花びらを受け止めていたかった。
君が君で産まれたことを幸せに思うために僕は生きる
07.一億分の一の小説 / UVERworld
これもアルバムに埋もれているけど大名曲だと思います……。
君に貰った小説の最後のページに
願いをこめていま近づくよ
っていう出だしで始まるので、けっこう泣けます。流星くんがくれた無限の物語性を受け取れていることそのものがいま幸せだから。
清栄を君に送るよ 天命のように図らずとも
愛をぎゅっと感じてくれりゃそれでいい
ヲタクってさまざまな形でもって愛を送るしかできない生き物なので、どういう形でもいいから結果的に流星くんが愛を感じてくれればそれで構わないです。
昨日ベッドの中で見た夢の話をしてもいいかい?
どこへでも行ける魔法を手にしたんだけれど
楽園でもなくこの世の果てでもなく
やっぱり君のところへ行ったよ
どうしたってそこを選ぶんだろう
08.2人/130000000の奇跡 / NEWS
「現場後によく聴いてるんだよね」ってぽろっと友人に漏らしたら「それだけは本当に死ぬから二度と聴くのやめろ」と脱法ドラッグみたいな扱いを受けた一曲。これ、普通に恋愛ソングだと思ってたんですけど冷静に歌詞を読み返すと失恋ソングなんですかね?
君の嫌いなところ書き出してみたんだ
読んでみたら涙で滲んで消えたんだ
これは実際にやりました。 「服の趣味があわない」「音楽の趣味が微妙にあわない」「かっこよすぎて無理」などの不毛な項目しか挙がらず15分くらいでやめたの覚えてます。
2人/130000000の奇跡なのにこんなにも簡単なの
「ずっと一緒にいようね」って君は笑ってた
じゃあなんでさこんなにも胸が痛い もう壊れちゃいそうだ
千秋楽がおわったあとに頭のなかをぐるぐるしていたフレーズです。あまりにもあっさりと幕が下りてしまったので、どちらかといえば呆然としていました。簡単なんだなあ、っていう感想と、呆気無いなあ、とか、悲しいなあ、とかそんな乾いた言葉しか出てこなかったのを覚えています。実際のところ物事を整理できるようになったのは6月くらいからでした。それくらい多大な喪失だったんだなあ。っていま振り返ると思います。
09.さくらガール / NEWS
もう言及不要だと思う。
言葉にならない君のさよならに
まだ受け入れられないことばかり
でも僕の前にもう君は見えない 抜け殻さえ粉々に
儚いから綺麗なんだってさ
そんなこと灰色になった今聴きたくないのさ
さくらのような君でした 春のような恋でした
いつまでも続いていくとそんな気がしてた
風が吹いて散るように はらはらと散るように
あの風が連れ去っていく 舞って 待って 僕のさくら
10.始発にのって / 桃井はるこ
わたしとカラオケ行ったことある人なら一度は聴いたことありますよね!?って曲です。絶対歌うし、絶対遠征のときには聴いてる!問答無用でおたくの人には聴いてほしい!
まだ暗い地元の駅 静けさを切り裂いて重たいカートの音響き渡る
起きれないと嫌だから寝なかった ひとりきり長い一日の予感
すべりこむ在来線の車窓から見える青いフィルターの街
綺麗だね、水に沈んだみたい
君に会いたいそれだけで飛び出してきたんだ 追いかけてる太陽
のぞみひかりこだまする 始発にのって君に会いにゆくよ
桃井さんを知ったのは引きこもりだったときに海外の電波ソングフォーラムを巡っていたら発見した「浮気してもええよ / UNDER17」の.mp3ファイルがきっかけでした。なんて歌詞を書く人なんだ…!って衝撃を受けてそれからずっとずっとファンなんですが、やっぱり作詞力にただ圧倒されます。桃井さんは神様です。推しとはちょっと違うけど「へんじがない、ただのしつれんのようだ。」「ゆめのばとん / さいごのろっく」も是非聴いてほしい!アンセブ時代ならラブスレイブ~くじびきアンバランス~かがやきサイリューム辺りの佳曲も素晴らしいけど初期の恋のミルキーウェイ~いちごGO!GO!~OS NO YESなどなどのぶっ飛んだ楽曲群も聴き応えあります。
透明な糸に引きずられ焼けそうな心しあわせ切ないよ
この感覚を言語化してくれた人をわたしは桃井はるこ以外に知らない。1行にオタクの内なるエモーショナルが凝縮されているので頭が上がりません。わたしはこれからも一生桃井はるこリスナーです!と誓えます。
ツアーの初日に始発で向かうときの綺麗な朝の薄暗さがどうにも忘れられません。
強烈な自己満足の選曲でなんだかすみません。元記事とまったく同じようなことを書いてしまって恐縮だけど、数カ月後に読んだらなんか恥ずかしくてのたうちまわるんだと思う。夏も残り少ないし、がんばっていきましょう。