社会学的観点から見た精神病棟の本かと思ったら作者の自伝だったので脱力した。期待はずれ。悲しい。
見るの5回めくらいなんだけどね…。教授のサントラがこの世に比べるものがないくらい好きです。ネズミのシーンが一番好きかなあ…サントラならopen the door!アルバム「playing the orchestra」に入ってるやつをよく聴いてる。
再読。映画版も見た。いろいろ改変されてるけど、わたしは原作の方が好き…映画ではお姉ちゃんがいきなり死んでた?のでびっくりした。管を切るシーンがすごく好きだったのに。
ドキュメンタリ系かと思えば意外にも論文っぽい文体で、理系っぽかった。
「あなたに憎まれる前に私は死ぬ!」という台詞が良かった。原作を意外と読んでなかったので、話が明快にわかったかというとそれは嘘になるが、アンナがメンヘラ躁鬱ボダ女だということは理解できた。
なぜこのニッチな作品が地元のTSUTAYAにあったのかについては理解に苦しむところだが、それはさておき、映像がキレイだったので観たことを後悔はしなかった。黒羽麻璃央くん演じる百瀬はすこぶる童貞感にあふれており、どこか繊細な薄い膜の部分をつついたら今にも破裂してしまいそうな不安定さが伝わってきたのでエモい気持ちになった。良かった。理由がよくわからなくても好き、とにかく好き、という感情を、相手の如何にかかわらず率直にぶつけることは悪くない、と思った。
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高杉真宙くんが出演しているという話は聞いていたので、そのうち観たいそのうち観たいと思い続けていたのだけれど、やっと観ることができた。高杉くんは割とあっさりボコボコにされて血まみれになって死んでおり、「ろんてぃーが血を吐いている……」と悲しい気持ちになった。それはさておき、冒頭で父親が統合失調症であることが明言されているのは作品として致命的な欠陥だと思う(父親の妄想オチが成立してしまうので)。加奈子という女神に振り回される愚かな父親が、過剰なまでにみじめに描かれている。いくつか解説ブログを読んで、ようやく理解できた。時系列がごちゃまぜになっているので、とっつきやすさ(キャッチーさ)のわりに難解な映画。
横領はいけません。ヒロインが途中からだんだん強迫的になり始め、ものすごい勢いでプリンターを使って偽のチラシを製造するシーンなどは非常に良かった。誰しも、誰かが好きで、その好きが成立している平和の小さな世界を必死に守りたいという気持ちの可能性は心の中にあり、ちょっと倫理的欠陥がある人間の場合はその保護本能があらぬ方向に暴走してしまうこともある。 あと、平祐奈ちゃんがかわいかった。
純愛だった。しばしば賛否の分かれる映画だけれど、わたしは好きです。ヨーコが聖書の一節を怒鳴るところとか、海辺の引きのカットとか、カオリのメンヘラボダ度合いとか、良かった。ただ重いので見るなら年に一回くらい見たいかな……。
延々、ホモ。ひたすらホモだったが、残念ながらわたしはそこまで腐女子というわけではなかったので琴線には響かなかったかな……。良い意味で内容ない映画だったかも。部屋で流しててそのままセックスする時とかにオススメです。