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I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

舞台、俳優DD、サブカルかぶれ等

めりいちゃん、ホテヘル嬢になろうとして挫折する日記

雑記

諸君。この日記はフィクションである。ふぃ・く・しょん。いいですか?架空の出来事です。どこか高次元の世界で起きている全く別の出来事なのです。それをお分かりになれる方だけ、読んで。いいですね?

 

突然ではあるが、オタ活とお金というものは切り離せない。

V系バンギャルの集まる「たぬきの掲示板」なんかを見れば数多の風俗嬢やキャバ嬢が魍魎跋扈しているし、誰誰の厨の誰ちゃんはデリヘルやってるんだよねぇ〜などと言われるのは日常茶飯事。オタクひとりが風俗落ちしたところで誰も悲しまずむしろ「ははん、またセレクトショップの顧客が増えるんだな」などと思ってしまう自分の性を呪え、呪えですよ。

そしてもうひとつ、昨今の私には慢性的悩みがある。

お金が無い。

現役ジョシコーセー時代はそのブランドをぶんぶん振り回して非合法風俗で軽く外車が買える金額を稼いでいた私ですが現在は鬱病を患い地元の寂れたキャバクラで月給30万円にも満たない額で働いております。当時の感覚が忘れられずにバカスカとチケ発をしてしまうのでお金が無いです。どれくらいお金が無いかというと、鬱病になって非合法風俗を辞めた時に月収100万円→親から月7万円の仕送りをもらうという華麗なる転落をしたくらいにはお金が無いのです。今は実家に戻ってつつましやかに暮らしていますけれど。

はてさて、そんな私には一つ思うところがありました。

……業界歴3年(弱冠19歳にして)を自称しておきながら、フツーの風俗で働いたことないじゃんかぁぁぁぁ!!!

そーなのです。私は今まで「JKナントカ」とか「ナントカお散歩」を転々としてヂョシコーセーに無垢な夢を抱く青年諸君からお金を巻き上げて暮らしていたので、「ちゃんとしたフーゾク」に入ったことが無かったのです。

ピンサロもホテヘルもデリヘルもソープも全く知りません。何ぞや、それは。

 

そして躁鬱というのは怖いですね。

ある日突然思い立ちました。「……ホテヘル嬢になってみよう!!!!

マサラタウンにさよならバイバイを告げたサトシの両親もさすがにひっくり返るであろうこの自分のトンチンカンな発想は深夜にどんどんと現実味を帯びていき、気づけばお店にラインとかしていました。便利な時代ですものね。文明というのはときに人を壊すことがあるのですよ。

 

源氏名は何にしよっか〜」

ソウデスネ……」

そして謎の行動力を発揮した私は、なんと躁状態面接にまでこぎつけていたのでした。やるじゃん、私。やるときはやる女です。やらなくてもえーことまでやる女でもあります。

東京でも最も風俗エリアが栄えていると思われるとある地域の某店の事務所に、おじさんが読んでる漫画の画風みたいな作画の面接官と私が向かい合っています。ちなみに身分証を提示しろと言われたので私は出しました。マイナンバーカード。私のマイナンバーが可哀想です。直近、某掲示板に「めりいは奇行が多い」と書かれ、若干それに異議がありましたが異議ありません。続けてください。

面接官は私に、「これで完璧!部外秘!接客マニュアル!」というラミネート加工されたプラ冊子を渡してきました。これを読めとゆーコトなのですねと隅から隅まで読んでみると私はホテヘル嬢に対する自信を…… 自信を……

ホテヘル嬢とゆーのはやるコトが多いのです。まずお客様と一緒にシャワーを浴びます。殺菌剤入りのボディーソープで陰部を洗い、イソジンでうがいをし、そこからベッドインします。それでアレをソレしてソレのコレをソレしてソレするのですが、店長がその基本マニュアルに付け加えて「ディープキスを拒まれると男は幻滅する」「嘘でもいいから喘げ」などの風俗豆知識を私にささやきかけてきます。……お願い店長! ささやきかけないで! ……私のメンタルは突如として鬱地面に突き刺さりました。急降下しました。これをこなせる自信がありませんので帰りたいですとは言えない空気でした。

例え匿名掲示板で奇行だと言われようとも……躁鬱が激しくても……与えられた仕事はこなさないと……社会的に本当にダメ人間になってしまうのではないでしょうか。しかしここはホテヘルの事務所。善と悪が対峙する矛盾の空間。私は……私は一体……。

 

わかったこととしては、中村うさぎ氏も述べていたようにフーゾクは単純に難しい仕事であるということです。

ちなみに待機場所にはギャルのお姉さんが7人くらいいてギャル展覧会の様相を呈しており、全身リズリサの私は”場違い感”を一瞬で感じ取り逃げました。汚い、汚いぞめりい! 現実と向き合え! お前の商品価値は、60分9000円バックなんだ!! (これらは全て、実話です)

 

対ホテヘル戦に見事敗れ去った私は、目指せホテヘルマスター改め場末のキャバ嬢として明後日もまた田舎に出勤するのでした。

でも自分に値段がつくのは面白いのでホテヘルの面接受けてみるのはいいかもしれません。無料自己価値診断だと思って受けてみよう(躁状態の人に限る)! 宣材写真も撮ってくれたしね。別人が出来上がります。

ジョシコーセー風俗嬢(仮)としてだらだら生きてきた私は、値段をつけられること、規定のサービスをすることにどうやら激しいハードルの高さを感じるようです。ジョシコーセー(職業)は自由業に近いので、要求するお金もしてあげるサービスもほとんど全部自分で、決められます。私はこれをリフレの悪魔と呼んでいます。みなさんも使ってください。

ま、とはいえ私もこれで晴れて風俗嬢です。みなさんは私をこれからドードー死ね風俗嬢!と罵れるわけですね。私が高2のときに私のことをデリヘル嬢だと勘違いして私に「おっぱいでかいとか言ってんじゃねーよ!!」と怒鳴られた元同厨・Yちゃんの魂も浮かばれるはずです。(勝手に殺すな!)

でも皆さん、考えてみてください。

オタ活とお金って切り離せない問題です。

考えてみてください。あなたの現場にいるTO、爆買いしているCDの資金はどこから出ているのでしょうか? 全通している舞台の資金はどこから出ているのでしょうか? 最前ガッツしているその資金はどこから出ているのでしょうか? もう知ってる、それならば、この文で学ぶことは特にないかもしれません。

世の中には非常識的な方法でお金を稼ぐ人がいれば、非常識的な方法の搾取をする運営もまた存在するのです。

アイドルが先か? 風俗が先か?

答えはたぶん、どちらでもないでしょう。

アイドルや俳優やバンドやホストが死ねば風俗もまた死にます。

両者は、一蓮托生の運命にあるのです。

 

P.S.

これって本当にお金に困ったらホテヘル嬢できるってことじゃないですか! ホテヘルレポートが上がらないことを祈って……。