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I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

舞台、俳優DD、サブカルかぶれ等

予期せぬ形でチケット詐欺に巻き込まれて東京から奈良まで行ったので経緯をかくよ

 無いと思いたいというか、あってはならないのですが、万が一同じような手口に遭遇した方がいたり、身に覚えが全く無いのに突然自分の銀行口座が凍結されてしまったりした方の参考になればと思い、エントリとして残しておきます。

 ちなみにこの記事に書かれている手法で詐欺やるのは絶対ダメですからね。立派な犯罪だよ。巻き込まれた人がめちゃくちゃ面倒だし迷惑だよ。最終的に警察は自分のところに来るよ。覚えておこう。

 

2016年12月上旬

「ねこ男子」ムック本発売記念!中川大志×廣瀬智紀 トーク&限定特典お渡し会決定!! : ムック本&写真展「ねこ男子」

 当時私の友達だった子(以下、Mちゃん)は、廣瀬さんのファンでした。2015年末くらいからの知り合いでした。(具体的な俳優名を出すのはどうなの?という意見があることは重々承知ですが、結局人間の興味というものは変わらず、やがてMちゃんがまたオタ活を始める可能性は否定できません。というか、かなり高いと思っています。私としては同じようなトラブルに巻き込まれる人間を出したくないです。*1なので、書きます)

 Mちゃんは、大阪在住の当時高校2年生でした。上述した「ねこ男子」お渡し会の報を受け、Mちゃんに「イベント整理券は渋谷でしか配布していないので、代行してほしい」という連絡をLINEでもらいました。私は暇だった上についでに渋谷に用事があったので「いいよ!お金どうする?」と返信したところ、「今修学旅行中なので自分は直接お金を振り込めないけれど、友達に頼んで代わりに振り込んでもらう」という旨の連絡が来ました。 当時のMちゃんのインスタグラムなどを見ても海外への修学旅行へ行っていることは事実であることがうかがえたので、代理振り込みの理由を疑うことなく承諾しました。

 高校2年生と金銭絡みのやり取りをするのはどうなの、という意見があるのも重々承知です。私自身が高校2年生から俳優の追っかけで全国を飛び回り、全通とはいかないまでもほとんどの公演に参加していたような俳優オタなので、「友達に頼んででも推しに会いたい」という気持ちはすごく理解できました。なので承諾してしまった、ということです。いま思うと考えが甘かったですね。

 私には2回に分けて、18,000円と18,000円の入金がそれぞれ別の名義からありました。私は写真集「ねこ男子」をHMVにて購入し、その後Mちゃん宛に「ねこ男子」とイベント整理券を郵送しました。 それらが無事到着したことはMちゃんとの間で確認が取れています。

 

2017年1月3日

 ATMにてゆうちょ銀行口座から引き出し操作を行おうとしたところ、エラーが出た上、なんとカードが返却されませんでした。コールセンターに問い合わせたところ「郵便局の貯金窓口までお問い合わせください」との返答。念のため別のATMでも通帳を使って操作を試みましたが同じくエラーが出て通帳が返却されず。 Googleで検索してもいまいち良くわからないまま。心当たりが無かったので、「税務署の差し押さえかな」とか思う。

 

2017年1月4日

 最寄り郵便局の貯金窓口で問い合わせ。本社に聞いてみるのでしばらくお待ちくださいとのこと。30分くらい待っていると警察が来る。えええ。呼んでないのだけど。犯罪に関わった心当たりはないのでめちゃくちゃうろたえる。結局1時間半くらい拘束されたが、その後に用事が控えており、私は口座が使えなくなってしまった理由を聞きたかっただけなので、警察に来られても困ってしまう。時間が無いので、と言って撤収。

 

2017年1月7日

 自宅宛にゆうちょ銀行から「口座止めました」という旨の封書が到着。内容の要約としては、いわゆる「振り込め詐欺救済法」に基づき、被害者から申請のあった口座を停止し、異議なき場合は口座に残っている金額を没収して被害者への返還に充当しますよというもの。

www.zenginkyo.or.jp

 「犯罪利用預金口座」という文面を見てますます???となる。

 後日、口座の停止に関わっているという警察の方から連絡が来る。奈良県G警察署の刑事課の方。(後に、私がまだ19歳であることを理由に担当が生活安全課に変更になる) この時点で口座には14万円ほどが入っていたが、入出金が全く不可能になってしまい、当然引き落としも不可能なので、クレジットカード関係などの手続きに追われることになった。まったく情けないが、両親にはこのあと金銭的にも手続き的にも全面的に助けてもらうことになる。

 話によると、私にかけられている容疑はジャニーズ関連のチケット詐欺とのこと。更に???となってしまった。このブログの読者の方であればおわかりいただけると思うのだけれど、私はここ3年ほどジャニーズに全く興味がない。チケットに関わっているどころか、コンサートにも全く行っていない。

 心当たりのなさすぎる容疑に困惑するしかなかった。もちろん全面否認を貫き通した。警察の方からはまだ捜査中なので後日連絡するとのこと。

 

2017年1月~3月

 父に協力してもらい、原因を突き止め証拠を手元に残しておくために、ゆうちょ銀行から過去の入出金履歴を取り寄せる、同時に凍結された口座に残っている金額の没収を避けるために異議申し立て書類を送付、などの事務作業を行う。

 

2017年5月8日

 奈良県G警察署の担当から「任意だが、奈良まで事情聴取に来てもらえないか」との電話が来る。 さすがに奈良まで行きたくない。というか完全に犯人扱いされているのでのこのこ現地まで出かけていったらそのまま逮捕されそうなので嫌すぎる。という理由でいったん断る。

 しかしその際に「被害金額は18000円である」という情報を担当の方から教えてもらい、取り寄せた振り込み履歴の中で該当する金額と時期が「ねこ男子」関連の取引であることが判明する。

 Mちゃんに連絡。 当時修学旅行中を理由に代理の人物にお金を振り込んでもらったが、振り込み履歴に書かれている入金名義について尋ねたところ「知らない人」との答が返ってくる。

 Mちゃんの主張としては「私は地元の友達に頼んだが、もしかするとその地元の友達がチケット詐欺を行い、めりいちゃん(私)の口座にお金を振り込んだのではないか」とのこと。

 

2017年5月12日

 奈良に行くのはめちゃくちゃ嫌すぎたが、被害者の方は今回の被害金額が返還されれば刑事事件にするつもりはないとのことで、経緯について話すために渋々奈良に行くことを決める。 父同行。

 当然ながらMちゃんの存在が絡んでいる話なので、「16日に奈良県G警察署に話をしに行くので一緒についてきてくれることは可能だろうか」という旨の打診をMちゃんにする。 Mちゃん同意。どこで待ち合わせるかなどの詳細についての打ち合わせをこれ以降15日まで行う。

 Mちゃんは打ち合わせの間も「地元の友達がやった」とのスタンスを崩さなかった。

 

2017年5月16日

 めちゃくちゃ嫌な気分で伊丹空港に着く。

 大阪市旭区内の某所でMちゃんを拾うという打ち合わせをしていたが、なんと来なかった。 「父親が代休で家にいるので家から出られない」という雑な理由で来ず、最終的に音信不通になる。そのあと謝ってきたが。

 この時点で以前から抱いていた「地元の友達がやった」説に対する疑いがほぼ嘘だろうという確信に変わった。 Mちゃんは親が厳しいらしく、今回の件に警察が絡んでいることが親にバレるのを非常に恐れており、「警察が家に来るか自分で話に来るかなら後者の方がいいと思う」という私の提案に対して同意していた。 ある日突然警察が家に来るよりは、親に正直に事情を話して家を出る方が何倍もマシなはずだ。それをしないということは、「やましいことがあるに違いない」という疑念を抱かせてしまう。

 あくまでも憶測でしかなく、Mちゃん本人がいまだに否定しているので誤解なく読んでほしいが、私は「地元の友達」の存在そのものを疑っている。 なぜなら私はその「地元の友達」と直接連絡を取りたいと依頼したが、「LINEは消されている、ツイッターも見当たらない、家に行ってもいない(但し家に本当に行ったという証拠はないが)」という返答だった。この情報化社会において、そして近くに住んでいるにも関わらずまったく連絡を取ることが不可能などということは果たしてあり得るのだろうか。

 つまり、私はMちゃんが「ねこ男子」の整理券代金に充てるためにチケット詐欺を行い、振込先を私の口座に指定したのではないかという疑いをもっている。

 

 昼前に警察署に着いて話をした。奈良県のG警察署は最悪だった。完全に私のことを犯罪に加担したと疑っており、威圧的な態度で同じことを何度も聞いてくる上に私が話せることはこの記事に書いたことの全てしか無いにもかかわらず5時間近く高圧的に取り調べをされた。最終的に嫌になってしまったので、もう話しませんと言った。

 親バレを恐れていたMちゃんのところには当然ながら連絡が行ったので親に警察沙汰になっていることがバレた。地元の警察署に行き、後日Mちゃんも奈良県のG警察署に行って話をすることになったらしい。

 供述調書に「ねこ男子」という文字が10000回くらい登場していたのでさすがに笑ってしまった。しかも何を勘違いしたのか、ねこ男子は若手俳優によるユニットということになっていた。ねこ男子のことはどうでもいいけど、さすがに違うので訂正した。

 文末の結びには「知らない人に口座を教えるとトラブルに巻き込まれてしまうことがあるので、これからは気をつけていきます」と言ってもないことが書かれていたのでそれも訂正した。私は知らない人に口座を教えていない。共通の知り合いがたくさんいて自宅も学校も携帯番号も知っている友人に口座を教えたのであって、それを知らない人と言うなら私の友達全員知らない人だ。と怒ったら「友人に善意のつもりで口座を教えましたがこのようなことになってしまってとてもショックです」に直っていた。やればできるじゃん、と思った。

 結局11時頃について解放されたのは18時頃だったので疲れてしまった。今後こういうことがあったとしても(あったら絶対に嫌だけれど)絶対に警察署には行きたくない。

 

その後

 この件をツイッターに書いたらいろいろな反響があった。

 まず俳優つながりの友人関係。

 Mちゃんのこれまでの悪行情報があらゆる方面から私のところに送られてきたのはさすがに驚いた。が、それをひとつひとつ読んで、さらにMちゃんに対する詐欺の疑いが深まってしまった。

 これまでに「ジャニーズやEXILEの転売で稼いで前列に入っている」と公言していたこと、友人に確保してもらっていた舞台をドタキャンして別の友人を誘って焼肉に行っていたこと、突然金遣いが荒くなり今度のドリライ(Mちゃんは廣瀬くんを降りて、テニミュに出ている田村くんのおたくになっていた)の資金が50万円あると豪語していたこと、友人にチケットキャンプのアカウントを借りていたことなど、私の騒動をきっかけに全方面からMちゃんへの愚痴が噴出する結果となってしまった。 これは良いのか悪いのかわからないが、事実として書いておく。

 リツイート先の意見もできるだけ拝読させていただいた。「代行なんてよくあることだから怖い」という意見があって、その通りだと思った。結局わたしは信頼していた友人に裏切られる結果となってしまったわけで、相手の学校も住所も電話番号も知っているし現場に行けば会えるのに詐欺に巻き込まれるとなると、これはもう人間不信まっしぐらである。(幸いにも、私にはまだ信頼できる友人がいるので救われていると思う)

 「未成年お断り」などとしても、大人が同じことをしないとも限らないわけで、この件に対する防衛策ははっきり言って「無い」。ただただ身内に良識があることを祈るのみである。

 凍結されている口座については、被害者への返金を曲がりなりにも行ったので(もちろん警察捜査によってMちゃんが犯人だと判明、あるいは別の誰かが犯人だと判明した場合にはその金額および今回の奈良行きにかかった諸費用を請求するつもりである)警察の担当者によるとそのうち凍結が解除されるだろうとの談であった。もっともあまり期待はしていないけれど。

 以上、今回の件について記録した。

 もし何か聞きたいことや、「自分もMちゃんとのトラブルがありました」という方、ツッコミがある方は、当方Twitterめりぴょん (@13weekslater_ep) )にて開放しているDM、またはplus14yapoos@gmail.comまでご連絡ください。 少なくともこの件に関する連絡については、できるだけ迅速に返信させていただきます。

 

 

 ここからは個人的な私情になるので、読みたい方だけ読んで下さい。

 

 1月に口座が使えなくなってしまったとき、めちゃくちゃパニックになった。というのも、私は俳優おたくなんだけれど(このブログの読者の方ならみんな知ってるかあ)1月には推しの出演する映画や推しの出るライブがあって、3月には主演舞台も控えていたので、その資金のために12月にめちゃくちゃ仕事を頑張っていたからである。

 14万円って、強オタの方に言わせればしょーもない金額かもしれないけど、必死に働いたお金だったので、使えなくなってしまって、死んじゃいたいほどショックだった。推しに会うために仕事してたのに推しに会えないならもー生きてる意味ないなあ。

 そのこともあって、とにかく鬱で鬱で仕方なくて、心配かけたのは申し訳なかったけど、自殺未遂とかしてしまった。死に損ないのクソとか言われまくったけど、死ねなかったの私が一番悔しいよ。死んどきたかったなあ。

 お金のために仕事しても、そのお金が無くなったりしちゃうなら、働く意味あるのかなあって思って、しかもこの事件がなければ1月はそこまで鬼出勤しなくてもよかったはずなのに鬼出勤する羽目になって、だんだん仕事行くのが嫌になって、嫌なだけじゃなくてだんだん仕事行く前になると涙が止まらなくなっちゃって、仕事辞めて、極度の鬱だと言われて、入院しちゃったあ。

 警察の人には、詐欺がバレたから自殺未遂なんてしたんじゃないかって疑われました。違うよお。舞台があるから、映画があるから死ぬ気で稼いだお金だったのに、推しに会えなくなっちゃったら、もう生きてる意味ないよ。 たぶん俳優にそこまで入れ込むのって理解できないんだろうな。絶対理解してもらうの無理だな。でも、いっぱいブログにも書いたけど、私の生きる意味は推しなんです。一時期もう心が疲れちゃって離れてたときもあったけど、少なくともそのときは推しがいるから働いてたし推しがいるから生きてたんだよ。

 入院中は辛かったけど、大切なともだちに出会えたからいまとなってはプラスだったなと思ってます。あー、でも入院代も請求できないですかねえ!?

 急にお金が無くなっちゃったとしても、無趣味な人やすごく余裕がある人ならたぶんこんなに病んだりしないんだろうな。趣味に命かけてる系のおたくだから病んじゃいました。

 お金が無くなっちゃったから病んだ、ってことを今まで書いていなかったのは、何かの間違いで私が詐欺に加担しているかもしれないという恐怖が今まであったこと、手違いで詐欺を働いてしまっていたかもしれないこと(舞台関連のチケット取引はしていたので)があって、自分で自分に対して疑心暗鬼になっていたためです。いろいろカタがついたので、書きました。

 俳優の追っかけって結局はとっても非生産的な行為で、その非生産的行為をガチでできる人って多分良くも悪くも普通の人じゃないから、元身内に裏切られたことにはそんなに驚いていないけれど、わたしのことを尊敬するとかすごいとか言いまくって信者ぶってたくせに、最終的にわたしに迷惑かけまくってるのがサイテーだなって思いました。

 

 個人的に言いたいことは以上です。

 長くなってすみませんでした。

 

 

*1:Mちゃんは現在も自分は詐欺を行っていないと主張しています。推定無罪の原則に基づきその主張は尊重しますが、後述する5月の出来事の中で待ち合わせ場所に来なかったことは事実です。また他にも多数トラブルを起こしていますので書くことの意味はあると考えています