※本エントリは個人の主観及び妄想によって書かれた多大な偏見が含まれています。金田りくは現代で裕福ではないながらも真面目に生活しているちょっと根暗なサブカル男子中学生であり実在する漫画作品舞台作品映画作品とは一切かかわりがありませんことを先にお断りしておきます。
※なお、金田りくis誰やねんという大多数の読者の皆様におかれましては、単なる架空の個人主観を解説したサブカルおすすめCDレビューとしてお読みいただければせめて役立てるかと存じております。
1.電気グルーヴ / VITAMIN(1993, アシッド・テクノ)
りっくんは厨二病なのでラップをしている電気グルーヴとかマジでダサいしありえねーと思っているに違いない。というわけでりっくんのCDラックに電気グルーヴを入れるとしたら必然的に「VITAMIN」となる。アシッドとついているところがいかにもりっくんの厨二病センスにクリティカルヒットしそうでステキだ。私は「FLASH PAPA(1991)」も「UFO(1991)」も好きだけどりっくんは断固拒否すると思う。ましてや人生の「Substance」シリーズなどを部屋に持ち込んだあかつきには怒り狂う可能性がある。りっくんはコミュ障のくせに気が短い部分があるのでそこは配慮しなくてはならない。
センスは厨二病であるものの本質的には(14)なので「N.O.」などは比較的喜んで聴いている。かわいらしくて良い。ちなみにまりん在籍時代の電気の中で次に好きなアルバムは「A(1997)」(理由:売れ線だから)。アルバム「人間と動物(2014)」については「シングル曲以外つまんない」という評価をくだすシビアな一面も。ピエール瀧を「あ、オラフっしょwww」と言われるのが嫌なので学校では電気の話を一切しない。
厨二病が一回転してポンチャックを聴いていた時期がある(今は黒歴史)。やはりセンスは男子中学生なので愉快な音楽を求めてしまうところはある。
2.(not)YMO / TECHNODON(1993, アシッド/アンビエント・テクノ)
「TECHNODON」をアンビエントに分類するかどうかには議論の余地があるだろうがここは金田りくのCDラックなので彼が「TECHNODON」をアンビエントだと思っている限りアンビエントであろう。
彼は「YMOを聴く」べく「YMOの最新アルバム」として本作を購入したのだが、バカなので良くわかっておらず再生して大幅に路線転換したあとの本作をチョイスしてしまった。本当は彼にふさわしいのは「アフター・サーヴィス(1984)」といった総集編的アルバムなのだがそれに気づいておらずYMOのことをしばらくアンビエントユニットだと思っていた時期があった(黒歴史)。YMOで一番好きなアルバムは「テクノデリック(1981)」(理由:なんとなくYMOが一番輝いていたと思うから)
3.ROMANTIQUE / 大貫妙子(1980, ロック)
持っている理由は「おばあちゃんがくれた」。最初はダサいと軽蔑していたのに意外と愛聴しており「CARNAVAL」といったベタな曲が好き。ただし肝心のおばあちゃんがいる時には聴かない(恥ずかしいので)。
4.Invoke / アート・リンゼイ(2002, ノー・ウェーブ)
りっくんは絶対に雰囲気で聴いている。真にアート・リンゼイのどこがすごいかは良くわからずに雰囲気で聴いているが雰囲気だけでもアート・リンゼイをすごいとわかるりっくんはやっぱり天才だと思う。友達(Tくんなど)に聴かせたところ「意味わかんねぇな」と言われて意気消沈した経験あり。
5.未来派野郎 / 坂本龍一(1986, ロック)
そう、お気づきだろうか。りっくんは(14)なので比較的単純であり、歌モノを好む傾向にあるのだ。私も何も考えずにりっくんのCDラックを妄想しているわけではないのだ。きちんと考えている。気の狂った夢女子であることは認めるがその反面しっかり考えている部分もあるのだ。なので彼は絶対に「エスペラント(1985)」よりもこっちが好きである。特に「BTTB(1998)」などは実は内心意味がわからないと思っているに違いない。(意味がわからなくても雰囲気で聴いたりはするが、ピアノなので飽きる)
6.OVERDOSE / Pizzicato Five(1994, ポップス/渋谷系)
- アーティスト: ピチカート・ファイヴ,小西康陽,高木完,野宮真貴
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 1994/10/01
- メディア: CD
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ピチカートの中でも「女王陛下のピチカート・ファイヴ(1989)」のような難解なものよりは本作や「çà et là du japon(2001)」といったキャッチー路線が好き(田島時代のピチカート音源は「眠くなる」という理由であまり聴かない)。りっくんにとって音楽は落ち込んだときにどうにかこうにかするアイテムであって、落ち着きたいときは落ち込んでいるときなのでピチカート・ファイヴなど聴いている場合ではないのだ。フリッパーズ・ギターとコーネリアスも申し訳程度にかじっている。
7.大天使のように / YAPOOS(1988, パンク/ロック)
- アーティスト: ヤプーズ,YAPOOS
- 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
- 発売日: 1995/11/22
- メディア: CD
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数ある戸川純関連アルバムの中で一番好きな理由は「社会派だから」。(恐らく「去る四月のー」「憤怒の河」などがツボなのであろう)同じ理由で「極東慰安唱歌(1985)」も好きである。90年代YAPOOSの活動についてはライブ盤「ヤプーズの不審な行動(1995)」の歌唱テイクを評価する反面、「ダイヤルYを廻せ!(1991)」「Dadada ism(1992)」の2枚については「重い」とバッサリいくところも(自分はあくまでも男のメンヘラなので女のメンヘラの歌詞にはあまり共感できないらしい)。
8.最後の猫工場 / いずこねこ(2014, 現代音楽)
同級生のYくん(アイドルオタク)に、お前テクノ好きなんだったらこれ聴いてみろよ!と押し付けられたCDの「rainy irony」に衝撃を受ける。そのまま借りパク。現在まで返していない。 いずこねこは好きだが、Maison book girlは「売れ線」「全部一緒の曲」とかなんとか難癖つけてあまり評価していない。同級生のYくんは、どちらかといえばアイストとかの正統派アイドルが好きなタイプである模様。
9.BIG BODY / P-MODEL(1993, エレクトロニカ)
電気グルーヴに対するスタンスと同じくして、P-MODELについても初期のパンク路線「IN A MODEL ROOM(1979)」などはあまり評価していない。(「歌詞が明らかに変」という理由、ただしバカコーラスについては気にならないらしいのでP自体は聴き続けている)「Perspective(1982)」以降の作品はバラつきがあるものの基本的に好きらしい。「BIG BODY」はサウンドが一番尖っているので一番好きとのこと。
10.Computer World / Kraftwerk(1981, テクノポップ)
りっくんは基本的に「Autobahn(1974)」以降のクラフトワークであれば全て聴くが、本作をセレクトした理由としては「間延びしないから」らしい。(「Autobahn」はプログレの影響をもろに受けていて長いし、「Radio-Activity(1975)」は変則二部構成だし、などと述べていた)ただし、ライブでスクリーンにでかく電卓が映し出される演出についてはダサいと思っている。(でも素直なのでクラフトワークが来日したらライブ行きたいらしい)
反省
途中でだんだん何やってるのか意味わからなくなってきました。
金田りくがサブカルオタクだったらいいなと思って書き始めたんですが予想外にどの層にも需要がない内容になった上に「男子中学生目線」を心がけた結果めちゃくちゃニワカなセレクトと腹立つ理由が完成してしまいました。この記事はこのブログ設立以来もっとも無意味な記事だと思われます。夢女子になると意味不明な記事を4500文字書いてしまうので気をつけて下さい。
それでもいいんです。心の中でりっくんとたくさん音楽について語り合えたから。りっくん、ところでアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンは聴く?いっちょここらでノイズにも手を出してみるのはどうかなーってめりぴょん思うんだ!