僕です。あけましておめでとうございます。ブログの更新が二ヶ月も滞っており大変申し訳ありませんでした。二ヶ月の間何をしていたかというとマイナー乙女ゲームの同人誌を書いて売ったりメンズ地下アイドルに行ってヘラヘラしたりメンズ地下アイドルに行ってヘラヘラしたりメンズ地下アイドルに行ってヘラヘラしたりしていました。すみませんでした。
メンズ地下アイドルに行ってヘラヘラしていた間のことを書こうと思います。
メンズアイドル・HERE HERE HERESメンバー募集 | THERE THERE THERES
ベルハーからゼアゼアまでカバー、メンズアイドル「HERE HERE HERES」メンバー募集(コメントあり) - 音楽ナタリー
昨年9月に突如としてAqbiRec初のメンズ地下アイドル(1ヶ月限定)という謎の企画が解禁された時は正直「これは夢なんじゃないか」と思ったんですが未だに「全部夢だったんじゃないか」という感想しかない。というのも私は元BELLRING少女ハート・柳沢あやのさんのファンでちょくちょく現場に顔を出したり(弾き語りソロアイドル・CLOCK&BOTANなど)していたのだがその際「何かの間違いでAqbiRecにメン地下ができねえかな~全通する~」などといった寝言をいっていたのでまさか自分の寝言が本当に現実になると思わず腰を抜かした。
しかし12月のTHERE THERE THERES主催などでも一向に始動する気配はなく、その昔あったという噂の「カイちゃんバンド」始動するする詐欺(2年後くらいに生誕ライブでちゃんとやった)のようになるんじゃないかと私もAqbiRecメン地下という概念のことを忘れかけていたころ、突如としてメンバーが発表された。
HERE HERE HERESメンバー
— HERE HERE HERES (@AqbiHhhs) December 28, 2018
ついに公開!
激しく短いAQBIメンズアイドル企画始動っす!
役一ヶ月間、よろしくお願いします!!#ヒアヒア
ヒカル@hikaru_HHHS
コハク@kohaku_HHHS
ゲンキ@genki_HHHS
ミソギ@misogi_HHHS pic.twitter.com/WASlEbb1li
この時私は身内のオタクと「偽の碓氷真澄みたいなやつおらん?」とか言っていたがその偽の碓氷真澄が2日後に推しになっているという事実を厳粛に受け止めなければならない
お披露目は12月29日のTHERE THERE THERES×せのしすたぁ企画(下北沢SHELTER)だった。サプライズお披露目だったのでヒアヒアのオタクにこれを見ている人は多分誰もいない。動画も残っていないのでマジでその場にいた人しか見ていない。ラストライブで祝い花を出す企画をやったときに札に「2018.12.29~」とか書いたが委員も有志も誰一人としてお披露目を見ていないのだ。
きちんと予告されて初めてライブに出たのは12月31日のAQBI忘年会の(事実上)O.A.だった。 この時点で彼らの持ち歌はthe Edge of Goodbyeの一曲だけだったのでオタクに「どうせエッジやろ」と言われつつもその通りエッジをやって速やかにハケていった。
ヒアヒアのメンバーは4人中3人がGRIMMPARADEという既存メンズ地下アイドルグループとの兼任(兼任なんだかレンタルなんだか真相は不明なのではっきりしていない)なので女オタがAQBI忘年会に来るんじゃないかとか言っていたが誰も来なかった。 あとGRIMMPARADEのオタクが「女アイドルの事務所に入るとかクソ」みたいに言っているツイートが面白いという理由でAQBIオタの間で拡散されてて面白いからもっとやり合えと僕は思っていた。
話がそれるが僕は現在GRIMMPARADEが本現場になっている。本現場にしようと思ってしたわけではなく推しが当該グループに所属しているためである。
サブカル的観点で解説するとGRIMMPARADEの前身になっているのはVampire Kissというグループであり、前身時代はcyberMINKがプロデュースに入っていたという歴史を持つ、メン地下界では比較的AQBIに近い位置にいると言えるかもしれないアレだ。
あと、ベルハーと関係あるのかは全くもって不明だが、GRIMMPARADEも集合写真を撮るときに変顔をする。
GRIMMPARADEの何が良いかというと集合写真の時にみんな変顔するのがベルハーっぽいという話がある https://t.co/RZGPfI4WqX
— . (@beadyriot) February 13, 2019
兼任している3/4ではない方の1人である唯一の素人枠、ゲンキくんというメンバーは緒倉かりんと柳沢あやのを足して2で割った感じのいかにも田中紘治好みっぽい外見だったためAQBIオタにやたら推されていた。
HERE HERE HERESのゲンキです!
— ゲンキ (@genki_HHHS) December 28, 2018
期間限定ですがみんなに認めてもらえるように頑張るので沢山の方に会えたらな。なんてね
よろしくお願いお願いします🤲 pic.twitter.com/ZgcXJE1X8y
初めて行われたHERE HERE HERESの物販ではメンズ地下アイドルの物販に女子ドルオタのおじさんが冷やかしで並んで過剰接触をするという面白光景が広げられており僕はバカウケした。
で、1ヶ月限定活動なのにライブとライブの間が19日間空くという謎なことになったりもしていたのだが、(その間僕はめちゃくちゃGRIMMPARADEのオタクになって偽碓氷真澄に万札を巻き上げられていた)1月19日に新宿duesで対バンがあった。
#ヒアヒア
— と🥁🎸⚽️🕺🏼🏄🏻♂️🤸🏻♂️🧗🏻♂️🥊 (@reikonsyoumetu) January 19, 2019
the Edge of Goodbye 前半 pic.twitter.com/lGXIXaTQX1
c.a.n.d.yとペリカン初披露。
最後まで持ち歌はc.a.n.d.y、ペリカン、the Edge of Goodbyeの3曲だったため、上げ曲しかやることを許されないというヒアヒアの方向性がここで決定づけられていたような気がする(僕はただのオタクなので知らんけど)。ちなみに初披露の際は原曲キーでめちゃくちゃ苦しそうに歌われていた「ペリカン」はこの次のライブであっさりキーを落とされていた(多分)。 動画を見るとわかるのだが、これは決してディスる意図があるわけではなくベルハーを想起させるという意味の至上の褒め言葉として書くけれど歌が正しくやばい。そこには求めていたのはこれだ……!という感動がある。求めていたのはEDMをチャラチャラしながら踊るメン地下じゃなくて、どう考えても無理のある原キーでベルハー楽曲を歌うメン地下だったんだ!! ヒアヒア、最高!!(活動期間1ヶ月だけど)
「H×o×不」ありがとうございました!
— HERE HERE HERES (@AqbiHhhs) January 30, 2019
次のライヴは
2/3(日) 「超ギルガめっ!Vol.2〜supported by SPINNS」@ラフォーレミュージアム原宿
よろしくお願いします!#ヒアヒア pic.twitter.com/mjtGrC7flc
4回目のライブは池袋サイバーというV系バンドの限界対バンでしか使われているのを聞いたことがない箱で行われた。このライブに行っているときに暇なので無の時間にお題箱に答えていたら「池袋サイバーのトイレの個室で好きな人と友達がセックスしてる声を隣から聞きながらリストカットしたことがあります」という意味わからん投稿が来て真顔になった。
動画を見るとわかるがヒアヒアのおまいつ的オタクは約10人前後で固定されておりこの時がその最たる例なのだが一部のオタクがめちゃくちゃ熱狂している謎の光景が繰り広げられていた。面白かった。 1月30日に「the Edge of Goodbye」エンドレス版が初披露され、その後のライブではやたらとエンドレスエッジをやることになる。
個人的にはエンドレスエッジといえばBELLRING少女ハート活動休止前ラストワンマン「BABEL」ダブルアンコールでやったりなど割と大事な局面のときにやるものという認識が勝手にあったのだが、ヒアヒアではなぜかメンバー潰し的なノリで毎回行われており、観ていて愉快だった。(ベルハーのオタクが怒るんじゃないかと思っていたがそこまで真剣に何かを言っている人はおらず逆につらかった) また話がそれるが、AqbiRecアイドルは基本的に客を煽らない。「かかってこいよ!」とか言わないしフロアを煽ったりしない(そしてそこが良い)のだけど、ヒアヒアはものすごい勢いで客を煽っていた。(主にミソギが。)で、最初にめちゃくちゃ客を煽っているのを見た時は「ディレクター的にこれ良いんだろうか」と思ったりしたのだけど、その後もラストライブまでガンガンに客を煽り続けていたので、なぜヒアヒアにだけその例外が適用されたのかは謎である。
2月3日の「超ギルガめっ!」でGRIMMPARADEと初対バン。
ロック系のメンズ地下アイドルとして放牧系黒羊症候群-BLACKSHEEP SYNDROMEというグループが存在し、この日僕は久々に観たのだが、何か既視感あるな……と思っていたらツイッターで「神使轟く、激情の如く。みたい」と言っている人がいてめちゃくちゃ納得したという話もあるのだがこれは割と関係なく、HERE HERE HERESはあっさりと2月10日にラストライブを迎えた。
もともと1ヶ月間限定という告知だったので、43日間にまで延命されたということが一種の奇跡でもあったのだけれど、
正直に言うとHERE HERE HERESでもっといろんな曲を観たかったという気持ちがあり、解散してしまうには惜しいグループだったという気持ちが圧倒的にあり、最初からわかって追っかけていた分、悲しかった。 活動本体であるTHERE THERE THERESの解散が1月に発表され、ヒアヒアのオタクであった私も「メン地下なんかやっている場合だったのか」と思ったりはぶっちゃけした。正直メン地下をやっている場合ではなかったのでは?と思った。本体あっての弟分である。本体が解散する方がどちらかといえば私にとってもショックだった。
話が冒頭に戻るけど、やっぱり解散した今HERE HERE HERESのことを思い返してみて、夢だったんじゃないかという気持ちになる。 というのもあまりにも色々と奇跡的かつ謎なグループだったので、1ヶ月強という活動期間の短さ、全6回というライブの少なさも相まって、いまいち現実味がないのだ。 しっかりと記録に残るならまだ見返して「あーあったんだな」と思えるけれど、現場にカメコがいなかったので写真も動画もあまり多くは残っておらず。ヒアヒアはオタクの記憶の中の存在と化してしまった。
で、多分私はヒアヒアのオタクの中で、最も多くヒアヒアのライブを観た存在であることは間違いないので、そういうわけで日記を書いてみました。思い返す作業をしてみたはいいけれど、いまいち要領を得ないな。 ただ「イケメンがベルハー曲を調子っぱずれに歌って踊る」という妄想が1ヶ月間という短い期間とはいえ現実になったという事実に慄くことしかできないんですよね。このめちゃくちゃコアな妄想が現実になることあるのかよ、って思いますね。
ラストライブで観たSELENE b2の景色、マジで忘れたくないな。といってもそのうち忘れていってしまうんだろうなと思うんですが(人間なので)。思い返してみると上げ曲だけをやってフロアをめちゃくちゃにして去っていくHERE HERE HERESは本当に1ヶ月限定アイドルにふさわしい疾風怒濤さだったな、とも思います。なんかあれで正しかったんだろうな。超好きでした。ばいばい。
「ヒアヒア・カムズ・散」
— HERE HERE HERES (@AqbiHhhs) February 10, 2019
ありがとうございました。
約1ヶ月の活動は本日をもって終了となります。
HERE HERE HERESでした!
ありがとうございました!!!
またどこかで!#ヒアヒア pic.twitter.com/j31j5wAT14