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平成死亡遊戯(または私は如何にして南条あやを愛するようになったか)


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アーバンギャルド - 平成死亡遊戯 URBANGARDE - HEISEI SHIBOU YUGI

 

 遅くなりましたが「外道ナイト Vol.03」ありがとうございました。

「外道ナイト vol.03 〜愚痴垢の奇病VSメンズ地下アイドル沈没〜」 – LOFT PROJECT SCHEDULE

 図らずも平成最後の外道ナイトとなったわけですが(イベント中は一回も言ってない)、外道ナイトらしくクソみたいな話ができたんじゃないかなと思っています。次回外道ナイトは5月14日に同じく阿佐ヶ谷ロフトA様にて「ホスト狂い」をテーマに開催予定です。

 外道ナイトは、私が勝手にやっている完全自主企画のイベントです。

 Vol.02のときに客が3人という電気グルーヴ丸パクリの嘘をついてすみませんでした。もうつきません。Vol.03には、80人以上のお客様にいらして頂いたと聞きました。本当にありがたいです。私は、ただのいちオタクでありながら「何者かになりたい」ともがく非常にワガママな人間であって、未だに何者にもなれていないのにも関わらず箱を貸して下さる阿佐ヶ谷ロフトA様、そして手伝ってくれるスタッフ、いらしてくださるお客様には感謝の念しかありません。ホントに。

 私は、本当はアイドルになりたかったんです。

 現実のアイドルの方じゃなくて、ネットアイドルです。最近、ちょっとはネットアイドルになれてきたかな?と思います。といっても何をしているわけでもないです。怪しい人間だと思います。イベントやったり、小説書いたり、同人誌出したり。何者だよ、という。私も自分でよくわかっていません。強いて言うならただの人です。

 ネットアイドルにずっとなりたかった。それは南条あやちゃんがいるからです。彼女の文章に心酔し、あこがれて、今の私が在ります。

 3月30日は平成最後の南条あやちゃんの命日、二十回忌でした。

「平成最後」というフレーズは以前舞台「戦刻ナイトブラッド」の感想記事を書いたときのインパクトが強いような気がして自分ではもうそれ以降めったに使わないようにしているんですが、南条あやちゃんという人を語るときには「平成」というフレーズは外すことができないと思い、使います。

 なんといっても、彼女は平成最初、否、人類史上初のネットアイドルですから。アーバンギャルドの松永天馬氏がツイートしていてものすごく共感したのですが、彼女は平成を代表するアイドルです。間違いなく。

 だから私は春になると「平成死亡遊戯」のMVを見ます。そしてわざと画質の落とされた渋谷の映像を見ながら、南条あやちゃんのことを考えます。

 試験管を物色した東急ハンズ

 外人に売りつけられた偽造テレカ。

 Aちゃんに買ってもらった指輪。

 カラオケボックス

 

 平成に関しては正直たいした思い入れがないですが平成が南条あやちゃんの居た時代ということを考えるとちょっと寂しいような気もします。ずっと平成で良かったなあと単なる時の区切りに関してセンチメンタルになってしまうのは何故なんでしょうね。

 ネットアイドルとしてどこまでやればあやちゃんを超えられるのか、私にはまだ良く解りません。でも、私は私の神様に読経をするように、しばらく自分のことを書き続けたいと思います。

 と、いうわけで文学フリマで何かしら出すので、よろしくお願い致します。