I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

舞台、俳優DD、サブカルかぶれ等

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 お越しいただきありがとうございます。特に有用な記事のないブログですが、暇つぶしにどうかお読みになって頂ければ幸いです。ブログタイトルの由来は、正確にはビートルズではなく矢野顕子さんの「SUPER FOLK SONG」冒頭より拝借しております。

 主な記事分類は、俳優、舞台、メンタルヘルス、その他カルチャーなど、カテゴリ分けを一応してありますので、ざっと見て頂ければと存じます。

 

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 中の人:めりぴょん (@13weekslater_ep) | Twitter

 俳優の横浜流星さんのオタク(2014.04〜2018)、舞台色々観る人→メンズ地下アイドルのオタク(2019)→何もしてない人

 DDなうえに浅学なので割とどうしようもない感じです。アイドル(特にAqbiRec)、鬼畜系、サブカルチャー、音楽(テクノ、ニューウェイブアンビエント、オールディーズなど)、面白い映画、面白い舞台が好きです。基本的に暇です。

 webメディア「おたぽる」さんにてライターをしています。またトークイベント「外道ナイト」を不定期主催中です。オフラインに出る際の活動名義は山野萌絵です。

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<対談シリーズ>

俳優おたく対談企画 vol.1 「2.5次元の対角上の、推しとその先」 前編 - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

俳優おたく対談企画 vol.1 「2.5次元の対角上の、推しとその先」 後編 - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

俳優おたく対談企画 vol.2 「アイドルステージの話と、推しを好きということ」前編 - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

俳優おたく対談企画 vol.2 「アイドルステージの話と、推しを好きということ」後編 - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

俳優おたく対談企画 vol.3 「究極の自己満足と、貢ぎの話」 - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

 

ふちりんさん(@fuchirin)と、ガチ恋について対談をする<前編> - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

ふちりんさん(@fuchirin)と、ガチ恋について対談をする<中編> - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

ふちりんさん(@fuchirin)と、ガチ恋について対談をする<後編> - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

 

卒論のためにジャニオタの友人にインタビューされてきた。<前編> - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

卒論のためにジャニオタの友人にインタビューされてきた。<後編> - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

 

<呼んでいただきました>

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<随時加筆修正します>

 

 

 

#もえのシチュCD修行 その4<ミッドナイトキョンシー 第六ノ封印 色芭>

 

カレに死ぬまで愛されるCD 「ミッドナイトキョンシー」 第六ノ封印 色芭 CV.木村良平

カレに死ぬまで愛されるCD 「ミッドナイトキョンシー」 第六ノ封印 色芭 CV.木村良平

 
カレに死ぬまで愛されるCD 「ミッドナイトキョンシー 天頂遊戯」 第参ノ封印 色芭 CV.木村良平
 

 

 いや~~~シチュCDって本当にいいもんですね~~~~

 

 回ごとに異様にテンションが違うことでお馴染み、シチュエーションCDレビューも今回で4回目を迎える運びとなりました。本当に同じブログ? 賢明な読者の方であれば、そろそろ私のテンションからツボだったかそうでないかがわかる頃合いではないかなと思います。今回は相当ツボだったCDの話をするので冒頭からウキウキです。当たりを引いたときの風俗レビューブログの中の人ってこんな気持ちなんだと思います。もう私は日ピン研を笑えません。

 このCDが本当に好きすぎますし、私がNASAの偉い人だったら、ボイジャーのゴールデンレコードに「ミッドナイトキョンシー 第六ノ封印 色芭」と「ミッドナイトキョンシー 天頂遊戯 第参ノ封印 色芭」を収録すると思います。仮に遠い未来、地球が滅亡しても新しい文明にこのCDを届けたい。あとフォロワーに勧められた作品をただただ聴いているんですが今のところすべてRejet作品なのがヤバすぎる。オタク女は若手俳優や地下アイドルを経て最終的にRejetにハマるな。

 さて皆さんは気だるげなヤンデレの美少年は好きですか?

 私は大好きです。

 「ミッドナイトキョンシー」と「ミッドナイトキョンシー 天頂遊戯」は合計2時間ぐらいの作品なのですが、本作を聴いたとき私はシラフではありませんでした。ハイプロンを3錠ほど飲んで楽しくなった状態で再生したのですが、なぜか色芭くんの声とハイプロンの相性が異常に良すぎるせいでドンギマリ最終的に号泣していました。夜中にシチュCDを聴いて涙を流す成人女性、怖すぎる。犯罪。ハイプロンは決して怖いドラッグではなく、個人輸入で購入できる、飲むと妙にシャキシャキして楽しくなってしまう眠剤なのですが、ここまでキマったことは過去に無かったので普通に怖くなりました。なぜ異常にキマってしまったのか翌朝冷静に分析してみたのですが、恐らく色芭くんの声の浸透性が私の脳に対してやたら高かったんだと思います。浸透性の高い声って何?と思った人は試聴してください。

 気だるげで色素の薄いヤンデレの美少年というだけで私にとっては役満なのですが、全体的に脳に対して異常に効くのでシラフで聴いても相当キマります。こちらを終始洗脳してくる色芭くんの語りかけが非常に良いです。何でこんなに脳に効くのかは不明です。

 「ミッドナイトキョンシー」の前半ではデレる前の色芭くんが存分に堪能できるのですが、これがなかなか良くて、イライラして部屋中の家具を破壊した色芭くんがこちらに対して「君の存在価値ってなんなの?なんのために生きてるの?」などの相当洗脳度の高い罵倒を繰り出してきます。何度でも聞きたい罵倒。大好きですね。「ミッドナイトキョンシー 天頂遊戯」では学校に行かない色芭くんに強要されているのか気づいたらヒロインが不登校になっており、ヤバい共依存の極みといった感じで相当良いですし、学校に行かずに喫茶店でチェリーパイを食べるというめちゃくちゃエモい展開には意図せずとも引きずり込まれを禁じ得ません。なんでこんなにエモいんですか?

 個人的に号泣したのは「ミッドナイトキョンシー 天頂遊戯」のトラック5なのですが、色々あって狂気の淵に落ちてしまった色芭くんが廃墟に火をつけ、燃え盛る炎の中で語りかけてくるという良すぎる展開。パニック状態に陥った色芭くんのやたら脳に効く混乱度合いとか、ヒロインのことが好きすぎるあまりに狂ってしまっている色芭くんの、ガチ恋経験者には妙に刺さる語りが涙を誘います。シチュエーションCDのキャラの気持ちがわかりすぎて泣いたのは初めてです。ヒロインに抱きしめられた色芭くんの「本当、嫌になるよ……これだけで気持ちが落ち着くなんて」という呟きとかリリックが冴えすぎているとしか言いようがありません。脳に効く。色芭くんは完全に無意識下なのでしょうが、「もうどうする気も起きない……生きる理由もないもの、だって君に愛されないんだから」「君に愛されないなら消えたほうがマシだし、俺を愛してない君なんて生きてても仕方ないよ」とか、感情をリリックにする能力が冴えまくっています。もっとも、キョンシーなので色芭くんは既に死んでいるのですが……。

 本作を完走するためには色芭くんの暴走特大ガチ恋感情を終始受け止める必要があり、正直言うとめちゃくちゃハードなのですが、気だるげで色素の薄いヤンデレ美少年が好きな人は是非聴いてほしいですね。洗脳の純度が高いので、「君が何かを考える必要はないよ」とか言ってくるのが最高ですし。恐らくドラッグとの親和性が異様に高いのはそういう思考を放棄させてくる発言が散りばめられていることが要因だと思います。全体的にめちゃくちゃエモいのでメンヘラ女の皆さんには是非聴いてほしい。あと健康保険を適用してほしい。絶対に電気けいれん療法よりも効くので…………。

#もえのシチュCD修行 その3<大正偶像浪漫 帝國スタア 参番星 参邇>

 

大正偶像浪漫「帝國スタア」 参番星 参邇 声:梶 裕貴

大正偶像浪漫「帝國スタア」 参番星 参邇 声:梶 裕貴

 

(ネタバレを含んでいます)

 

 近代以降における日本の歴史は、発展の歴史であると同時に災害の反復の歴史であるということはもはやここで詳述するに足らないであろう。先日、「TOKYO2021」美術展を観に行った。キュレーションを担当した黒瀬陽平氏は、戦後日本の「災害と祝祭の反復」についてこう述べている。

つまり、この国の祝祭はいつも、災害に先行されている。災害が繰り返すからこそ、祝祭もまた繰り返されるのである。この認識を抜きに、祝祭について考えることはできない。

このような繰り返しを、災害大国であるこの国に宿命付けられた「忘却と反復」であり「もうひとつの永劫回帰」なのだとする歴史観もある(「悪い場所」)。しかし、今まさに眼前で繰り広げられようとしている忘却と反復のなかで、「宿命」に抗い、反復の外へ出るための術を模索することこそ、芸術の「使命」であるはずだ。 https://www.tokyo2021.jp/bizyututen/

 本作が発売された2014年は言うまでもなく東日本大震災の3年後であり、また作中では関東大震災が大きなターニングポイントになっている。ヒロインを「不細工」と罵り、泥水を飲ませる攻撃的メンヘラの参邇はDisc2において最終的には穏やかな形でヒロインとの恋愛的コミュニケーションを成立させるのだが、その大きなファクターとなるのが関東大震災だ。

 関東大震災を「萌え」のために、いわばギャルゲーのイベント的に消費する、つまり学園系恋愛シミュレーションゲームにおける文化祭や卒業式と同等に消費する態度が本作の中では顕著にみられる。そのような態度は一見すると不謹慎にも感じられるだろう。しかし日本人と「萌え」の歴史において、この「萌え」消費の形態はまさしく反復であり、例えば終末妄想ともいえるであろう「セカイ系」消費が日本のサブカルチャー界で成立していることがそれを示している。痛々しい災害の記憶さえも「萌え」に転化する態度の浸透は、映画「君の名は。」がヒットしたことにも現れている。

 東日本大震災の3年後に、関東大震災というイベントを攻略キャラの改心のためのファクターとして消費する態度はまさしく反復であり、また「震災以後」のサブカルチャーの気分を端的に示す興味深い例だ。

 また、本作においては参邇のメンヘラリティが全面に押し出され、特にDisc1においては参邇が暴虐の限りを尽くしている。個人的にDisc2は参邇が徐々に正気に戻っていくのであんまり好きではないのだが、それはともかくとして、参邇の生育歴からくる不幸、売春行為、養父からの虐待といったテーマが、大正時代を舞台にしているものの、現代とあんまり変わらないためにこれもまた反復になっていることが非常に興味深い。

 参邇はヒロインに構ってほしいために、瓦礫の下敷きになったと嘘をつく等の「試し行為」を繰り返し行う。彼は非常に境界性人格障害っぽい言動と行動を取る。このメンヘラリティが持つ"気分"はあまりにも現代的だ(決してリアリティの欠如と批判したいわけではない)。

 この参邇の不幸が持つ"気分"がどうして現代的に感じられるのかといえば、参邇の語りが極端にリアル系ケータイ小説のようだからだろうか。参邇を心配し、華族相手の援助交際(と定義していいのかは不明だが。どちらかといえば「パパ活」に近いだろう)を辞めるように説得するヒロインはまるでケータイ小説に登場する諭し役のようである。本作ではその不幸気分さえも萌え要素として消費するに至っている。

 災害、攻略対象の不幸、そして最後に萌えにおける問題の重なりがみられるポイントが擬似家族の構築である。「家族」は繰り返し、萌えコンテンツにおける大きな問題として取り扱われてきた。さまざまなフィクションの中で本物の家族を作れない者たちは擬似家族の構築というかたちで「家族」にありつこうとする。(ゲーム「家族計画」などはその顕著な例である)

 本作において最後に参邇は不幸な子供たちを救うために「孤児院とはいえないまでもそういうもの」を設立し、自らが「父さん」になり、ヒロインを「母さん」にしようとする。この異様さは作中前半~中盤における暴力と試し行為によってやや霞んでいる感があるが、文に起こしてみるとかなり怖いことがわかる。参邇はメンヘラリティを抱える中で最後に擬似家族への憧れに辿り着き、震災後、崩壊したセカイの中でヒロインとの擬似家族を作ることで自らの居場所を再構築しようと試みる。その心の動き自体は平凡なもののように思えるが、しかし作中前半~中盤における参邇の態度がかなり異様なものであるため、急な感は否めない。とにかくシンプルに怖い

 萌えコンテンツは繰り返し「災害」「不幸」「家族」というテーマに対峙してきたが、シチュエーションCDという形態における左記のテーマへの向き合いの臨界点が本作であるように私は感じた。

 あとキャストトークにおける梶裕貴さんの態度が参邇に対して「難しいところでした……」という感じなのが一番面白かった。素直すぎる。