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舞台、俳優DD、サブカルかぶれ等

色んな感想(2018年8月~9月)

 もう8月も終わってしまった。だからといってどうということもない。暑いのはイヤなのでさっさと秋になってほしい。

 

劇団地蔵中毒 第八回公演 無教訓意味なし演劇vol.8「つちふまず返却観音」

 諸事情で山に捨てた元2推しを久しぶりに観に行った。元2推しは、スワッピングを行ったりしてめちゃくちゃ女をレイプする役をやっていてゲラゲラ笑った。

 これまで観たのは「淫乱和尚の水色腹筋地獄 改め 西口直結!阿闍梨餅展示ブース」とか何かそんなタイトルのやつだったけど淫乱和尚も阿闍梨餅もちっとも出てこなかったのでつちふまず返却観音もどうせ出てこないだろうと思っていたら、普通につちふまず返却観音が出てきてびっくりした。 演劇を観に行ってタイトル通りのモノが出てきてびっくりするというのも何か変な話である。ラーメン屋に行ってラーメンが出てきてびっくりするのと同じではないか。

 ちなみに、つちふまず返却観音は、何かくたびれたオッサンが夢遊病になって「つちふまず」を求めて金槌を振り回しながらヤンキーを襲うというものだったが、作中でも指摘されていた通り「つちふまず」というのはそもそも存在しない部分を指す言葉なのでつまりはゼロの概念、みたいな話になっていた。

 今回予定が合わず1回しか観劇できなかったのでいま感想を書いていても良く解らない部分が多すぎるのだけれど、ラブホテルの天井裏に忍び込んで、ガラケーで他人のセックスを撮影してそれを販売することで生計を立てている人が乱入したラブホテルの部屋に幼馴染がいたり、 その幼馴染との思い出は主に「ビンボーすぎて草を噛んで空腹を満たしていたらクラスで『反芻しない牛』と呼ばれていた」ことだったり、家に帰ったら親が自殺していて「あやとりしている最中だったら人は死ぬわけないから嘘になるよ!」と言ってやりかけのあやとりを手にはめさせたり、その両親が自殺していた時のBGMが「セーラームーン」OPでなぜだか切なくなったりした。書いていてもやっぱりよく解らない。 最終的に「つちふまず返却観音」の登場人物はみなインターネットに吸い込まれ、動物園からドトールWi-Fiで転送された猛獣たちとか海坊主とかに襲われたり、「仕事がうまくいくと絶対に家が燃える漫画家」が転送されたことによってみんな雑な感じで死ぬのだけど、無の世界になったインターネットでその幼馴染二人だけが「二人でいるときは、嘘だけついていようね!」と言って、幼馴染(男)が幼馴染(女)をコンクリートブロックでボコボコにしながら「サツキとメイは、死んでる!」などの嘘を連発するシーンが、なぜだかとても切なくてよかった。 ツイッターで検索していたら、終末の世界で男が女を殺すという文脈はエヴァ旧劇だという指摘がありひっくり返りそうになった。確かにエヴァ旧劇だったけど、絶対違う。

 「無教訓意味なし演劇」と銘打っているけれど、8月に「戦刻ナイトブラッド」を10回くらい観て、その驚異的な意味の無さに打ちひしがれていた身としては、地蔵中毒の演劇には教訓も意味もあるので胸を張ってほしい、と思った。違法駐輪をするとサドルをこすりつけオナニーに使われて隠しておいたクリームパンがつぶれてしまうこととか、海で知らない人からネギ塩温玉牛丼をもらってはいけないとか、娘をメルカリで売ってはいけないとか、大切な教訓がたくさんあった。まー今後の人生で役に立つかどうかは謎だが。

 ちなみに、ブログであまりにも「戦刻ナイトブラッド」をネタにしすぎたのでいろんな方面に誤解をうけていて心苦しいのだが、私は「戦刻ナイトブラッド」のことが大好きだ。大好きじゃなければ10回も観たりしない。まあ制作の意図とは違う方向にねじ切れていて面白いなとは思っているけれど、大好きがゆえにブログで取り上げたいと思うのであって、私は嫌いな作品のことをいちいちブログで丁寧に説明したりはしない。と思う。多分ですけど。

 

劇団地蔵中毒 無教訓意味なし演劇番外編「ハムレット(ウエストポーチ着用ver)」

 会場で売っていたのでDVDを買った。 本当は山に捨てた元2推しのことは無視して帰ろうと思っていたのだが物販に行ったらなんと物販をやっているのが元2推しだったので「オワッ?!」となってしまった。そこにいるのかよ。そのあと無事に喋った。

 一応ちゃんと「ハムレット」はしているのだけれど、普通に支離滅裂でかなり最高だった。あとエンドロールをみていたらなんか知らんけど元2推しが舞台監督としてクレジットされていたので「なんで?!」と思って卒倒した。そんなことできたの?!

 ハムレットはオフィーリアのおっぱいにプラレールをくくりつけて乳首の強度を試そうとするし、ハムレットの父は川崎純情小町の生着替えを見ようとして殺されるし、ハムレットとレアティーズの決闘はデカビタ入りのコップに乳歯を入れる対決だし、なんか全体的にハチャメチャで大笑いした。あと「ミニモニテレフォンの曲に合わせて時間と空間を操れるおじさん」が好き。

 

家畜人ヤプーAgain

家畜人ヤプー Again

家畜人ヤプー Again

 

  敬愛しているにゃるら氏のブログで取り上げられていたもの。

 

nyalra.hatenablog.com

 悪い女オタクなので、基本的に中高生くらいの年代の男子がひどい目にあっていると興奮します。 私はライチ★光クラブという漫画のカネダくんなる登場人物がめちゃくちゃ好きなのですが、カネダくんも早々にロボットに身体をへし折られ、死にます。死ぬところがカワイイ。最近では「戦刻ナイトブラッド」で俳優の推しを差し置いて終始森蘭丸くんを凝視するなど、ショタコンに拍車がかかってきている感じで非常に危機感を覚えます。なにせソーシャルゲームが苦手な私が「戦刻ナイトブラッド」真剣にやっていますからね。すごい話ですよ。なぜなら森蘭丸くんの供給がこの世には全くないので自分でゲームをやるほかないのです。ショタコンは病気。

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森蘭丸くん。全知全能っぽい発言をしていてカワイイ。

 

 「家畜人ヤプーAgain」では、主人公のかわいそうな男子高校生・瀬部麟くんが洗脳されたり去勢されたり、最終的に脳姦(物理)されたりしていてサイコー!って感じでした。そういうのが好きな人は、読みましょう。