長年オタクをやっていると、当然ではあるがいろいろな半券を所持することになる。私は適当にファイリングして整理しているつもりではあるが、それでも溜まった半券はかなりの量となって収納を圧迫している。捨てればいいのだけれどコレクター気質なのでなんとなく捨てられない。
半券にもいろいろな種類がある。普通の半券は背景に謎の幾何学模様やボヤーン…としたロゴなどが印刷されている。特に面白みはない。似たような文面で違うプレイガイドのチケットを探したところトッキュウジャー関連のものが大量に出てきた。怖い。
ローソンチケットはローソンの他にもミニストップで発券を行うことができる。上はローソンで発券したチケットだが、下はミニストップで発券したチケットである。模様がかわいい。たまにミニストップのものと遭遇すると、ややテンションが上がる。推しの舞台でローチケを使った際には是非ミニストップで大量発券を行い、可愛いチケットだけを大量に並べて写真が撮りたい。私のささやかな夢だ。
ピクチャーチケットと呼ばれる、写真などが印刷されたチケットもごくまれに存在する。制作側が独自で作ることが多いと思う。多分。好きなピクチャーチケットを並べた。
劇団鹿殺しのピクチャーチケットからは並々ならぬ気迫が感じられるのでとても好き。
相対性理論の武道館ライブ(まず相対性理論が武道館ライブをやったという事実自体がそもそもなんか変なのだが)のチケットにはTシャツがついてきた。やくしまるえつこの脱力イラストがババーーン!!と全面に印刷されていた。
大阪にあるライブハウス「Music Club JANUS」の半券。シックで可愛い。
宝塚歌劇のチケットには、背景にオシャレなイラストが印刷されており徹頭徹尾オシャレ。そのオシャレさが「戦刻ナイトブラッド」豊臣秀吉の缶バッジで台無しになっていて、撮ったあと自分でもどうかと思った。面倒なのでそのまま写真を使った。
しかしオシャレな宝塚歌劇のチケット半券にもトラップがあり、
このように、裏返すとキューピーの広告が現れるのだ。「おおう」という気持ちになる。
そしてここ最近、私の中で稀に見るヒットを記録した半券がある。それは横田龍儀さんバースデーイベントの半券だ。
皆さんは座席部分がテプラで表記されている半券を見たことがあるだろうか。まさか私も平成30年にテプラを見ることになろうとは思っておらず相当に動揺した。画像ではわかりづらいが、触ってみるとこれは確かにテプラだというツルツルの感触がある。 もしや元々別の座席が書いてあり、上から訂正したんじゃ……と思い当たって必死に半券を部屋の明かりに透かしていたが、側から見れば俳優のイベントの半券を必死に明かりに透かす怪しい女である。結局何もわからずに断念した。
今後もいろいろな半券を見守っていきたいです。